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企画のココロ*改訂版003〜ブランディングって何?(3)

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◆◇─ブランディングメソッド

(企画のココロ・メルマガ改訂版)第003号─◇◆

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ブランディング・プロデューサー:奥本健司

 

 

■この記事の内容
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*中小企業の経営者や企画担当者、個人店の方、
そして地方や田舎の情熱
人の皆さんを支援するものです。
共感されるブランドづくりについて、制作の現場からお伝えします。  

*企画の根本から、デザイン開発〜商品開発〜
店舗開発〜広告販促などのポイントを、
体系づけて発信していきます。

ご存じの方は復習のつもりでリラックスして、
ご存じない方は明日使えるミニ知識としてどうぞ。

*モットーは広く浅く、豆乳の表面にできる湯葉
のように、サラ〜とやっていきます。
ただしそこには栄養分がいっぱいあるよ、というわけでして…。

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■ココロのコンテンツ  

┼→心に響き、共感される視点とは
│

│■ブランディングって何?  ←*今回はここのお話*
│□
伝わるコンセプトづくり
│□V.I(視覚的統一)のイロハ
│□デザインのチカラ
│□心を満たす商品とパッケージ
│□あなただけの店舗開発
│□共感を呼ぶサイン・ディスプレイ
│□伝わる広告、共感ツール
│□循環のリニューアル
│
↓
■これらをタテ糸に、
「心に響き、共感される」視点をヨコ糸に、
考えていきます。
どんなものが織り上がるかは、あなた次第。

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#003のテーマ

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<ブランディングって何?(3)〜共感者の顔は見えている?> 

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■無意識販売人、という言葉をご存じでしょうか。

これはもう、20年近く前にマーケティングで登場していた言葉。
いわゆる、口コミをする人のことです。

ある人が、自分にとって価値のある、非常に満足できるものを見つけた。
そしてそれを、誰かにそれを伝えたくなる。
お金をもらったわけでも、頼まれたわけでもないのに、宣伝してしまう。

そうした行動をとる人のことなんです。

 

■先日もうちの奥さんが、スマホで話してました。

「そうそう、あの通りにできたパンやさんよ。
すっごく朝早くから開いててね、もういい匂いさせるのよ」

「絶対オススメ!うん、できたてですごく美味しい。
2回目なのにもう顔おぼえてくれてねえ、おまけしてくれるんよ」

「それにオーナー、まだ若っかいのよ〜
福士蒼汰みたいに、目キラキラさせてパン一筋って感じ。
ま、福士蒼汰はちょっと言い過ぎね、がっはっは…」

とまあ、こんな感じの会話、よくありますね。

 

■しかしこれは、無意識販売人がいるっていうだけの初期の状態。

これをお店の側が意識して、システムとして考えたらどうなるか。

それも裏のない誠実さで、口コミを助長させることを、
意図的にコントロールできたとしたら。

そう、すごい伝達エネルギーになりますよね。

それが前回お伝えした、売れているモノや繁盛しているお店は、
伝えるべき人に、“価値をわかりやすく、上手に伝えている”
ということに繋がっていくんです。

このあたりが共感ブランドになるための、糸口なんですね。

 

■「今も一生懸命伝えてるよ、でも結果が出ないんだよ」
と悩まれてる方もおられるでしょう。

そんな時は、ちょっと視点を変えてみてください。

はたして、我々の一生懸命さをわかってくれる対象者に、
メッセージを発信しているだろうか、と。

よく「生産者の顔の見える商品」というPRフレーズを聞きます。

しかし、そのPRする側に「消費者の顔」は見えているのでしょうか?
その人たちを明確にイメージできているでしょうか?

これが明確でなければ、何をやっても反応は鈍くなります。

 

■それをさらに、細かくお客様の姿を想定するんです。

いわゆるターゲット像をイメージする。

お客様をターゲットと呼ぶのは好きではないのですが、
ま、一般的なので、ここではこう呼びます。

主婦だとすると、では年齢層は?趣味嗜好は?と深く想定するのです。

サラリーマン対象でも、子ども対象でも、老人対象でも同じ事です。

「でもウチの対象は、世の中すべての人だよ」とか
「何でもできる会社だよ」とか思われた方。

それは共感されるブランドから、
どんどん離れていく危険性があります。

なぜなら、“何でもできる”“世の中すべてが対象”ということは、
すべてに対応するために、没個性の道を進むことになるからです。

今は何でもできる会社こそ、間に合っています。

そして、挙げ句の果てには、
“誰にも対応しているけど誰にも共感されない”になるんです。

ターゲットを明確にしましょう。
するとどんな仕掛けで、どんな言葉で伝えるかが見えてきます。

 

■響くということは、一方通行ではありません。

山びこのように帰ってくるから、コミュニケーションが成り立つんです。
響くはずの相手に本当に伝われば、必ず結果が表れます。

何を共感してほしいのか、何がその接点か、
そして対象とするお客様を、見極めることが必要なんですね。
 
商品力以外のもので繋がっている場合だってあるはずです。
何が接点で繋がっているのか、もう一度考えてみてはいかがでしょう。

そして、来て欲しい、評価して欲しい人を絞り込めたら、
そこに思いっきり、誠心誠意のメッセージを届けるんです。

 

■ターゲットを絞った仕掛けは、つくりやすく、わかりやすくなります。

「しかし、そんなに細かくターゲット想定すると、
限られた人たちしか来なくなるんじゃないの?」と
思われる方。

心配はいりません。

そのターゲット層の口コミや、
ターゲット層以外でもそのメッセージに
共感した人や、
魅力に気づいてくれた人たちがやってきます。

ターゲットとマーケットは同じサイズじゃないってことなんです。

 

今回のココロ
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■頼まれなくても、口コミ行動するファンは存在するか。

■すべての告知は、口コミを助長させるためのもの。

■ターゲットを明確にしないと、共感者はやってこない。

■ターゲットとマーケットは、同じではない。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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