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企画のココロ*改訂版001〜ブランディングって何?(1)

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◆◇─ブランディングメソッド

(企画のココロ・メルマガ改訂版)第001号─◇◆

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ブランディング・プロデューサー:奥本健司

 

 

■この記事の内容
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*中小企業の経営者や企画担当者、個人店の方、
そして地方や田舎の情熱
人の皆さんを支援するものです。
共感されるブランドづくりについて、制作の現場からお伝えします。  

*企画の根本から、デザイン開発〜商品開発〜
店舗開発〜広告販促などのポイントを、
体系づけて発信していきます。

ご存じの方は復習のつもりでリラックスして、
ご存じない方は明日使えるミニ知識としてどうぞ。

*モットーは広く浅く、豆乳の表面にできる湯葉
のように、サラ〜とやっていきます。
ただしそこには栄養分がいっぱいあるよ、というわけでして…。

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■ココロのコンテンツ  

┼→心に響き、共感される視点とは
│

│■ブランディングって何?  ←*今回はここのお話*
│□
伝わるコンセプトづくり
│□V.I(視覚的統一)のイロハ
│□デザインのチカラ
│□心を満たす商品とパッケージ
│□あなただけの店舗開発
│□共感を呼ぶサイン・ディスプレイ
│□伝わる広告、共感ツール
│□循環のリニューアル
│
↓
■これらをタテ糸に、
「心に響き、共感される」視点をヨコ糸に、
考えていきます。
どんなものが織り上がるかは、あなた次第。

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#001のテーマ

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<ブランディングって何?(1)〜そもそもブランドとは>

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■ブランドって聞いて、あなたは何をイメージしますか?

ほとんどの人は、
「ルイヴィトン」や「シャネル」
「カルティエ」や「ロレックス」
「ベンツ」や「BMW」   

なんていう欧米の高級ブランドを、まず思い浮かべるでしょう。
そして自分たちのお仕事や商品とは
全く次元の違うモノだとお考えでしょうか?

「ブランド?うちはそんな高級な会社じゃないよ〜」なんて。
でもこのブランド=高級品というのはごく一部のモデルであって、
ブランドという考え方の全体を表しているわけではないんです。

 

■ブランドとは、
一部の高級品や大メーカーを指すのではありません。

食品や日用品また地方や田舎にも、どんなものにも存在します。
というより、創るものなんです。

そう、いまから創ろうと思えばつくれるもの。

また逆に、すでに素晴らしいブランド素質があるのに、
自らが気づいてなかったり、その表現の仕方がまずいだけ、
というケースもあるんです。

 

■ブランドを辞書で引けば、「商標」「銘柄」とあります。

さらにブランド戦略の意味としては、
「特定の商標を売り込み、他の競合商品との差別化を図って、
より優位な地位を築こうとする企業戦略」とあります。

そう聞くと、マークやブランド名という
カタチを指しているように思われがちですが、
ここではもっと広義に、無形の印象までも含めた
ものとして捉えてください。

これは中小企業や小さなお店にとっても、
競争力や独自性を判断する視点として
今とても関心が高まっているんですね。

 

■モノやカネ以外に企業のもつ資産というと人的資産。

それに加えて、ブランドという無形の資産を
評価する時代になってきています。

実際にあなたも、
日々の暮らしの中で無意識のうちに、
そうした行動をとっていませんか?

たとえば、

「○○○社の出す商品は、絶対はずれがないから安心」
「もう何年もスーツは○○○、靴は○○○に決めている」
「少々お高いけど、接待で利用するなら絶対あの店」
「同じ100円ショップでも○○○のは、ものがいい」

などなど。

それってすごいことですよね。

たったそれだけの、瞬間頭に浮かぶ、
商品やお店に対してのイメージ。

そう、ブランドは
会社やお店の判断材料になるってことです。

 

■それは物品だけでもありません。

装置や素材にもあります。
サービスや情報にだってあるんです。
そして、会社の大きい小さいは関係ないんです。
人間そのものがブランド、という考え方もされています。

今まさに生きている人、あるいは自分。
それさえもブランド化できるという考え方なんですね。

たとえて言えば、
「おじさんの感じいいし、楽しいし、買うならあそこの八百屋」みたいな感じ。
ひとり親方の社長だって、田舎の一軒のお店だって、
ブランドづくりはできるんです。

 

■それに対して
「うちの商品はもうブランドになってる」と思われる方。

最近の売り上げの方はいかがでしょう?

ブランド競争力が落ちてきた、
というお悩みなどありませんか?

もし、売り上げが鈍化していたり、
似たようなライバル乱立に苦戦していたら、
これは2つの原因が考えられます。


それは───

(1)本当のブランドになっていない場合。
(2)ブランドのもつパワー以上に、販路や拠点を拡大した場合。

特に(2)の場合は、
地域限定ブランドに多く見られるケースです。

希少であるはずのブランドは、
どこでも購入できるような商品になると
そのパワーは急速に衰えます。

 

■私の住む地方都市の、素敵な通りに素敵なケーキ屋さんがありました。

そこはいつも満席で、そこで和むことが素敵な空間でした。
特に若い女性には、特別視される大人気店でした。

ところが、会社としての拡大指向から、
各地に小さな支店がたくさんできはじめてからは、
だれもそれが特別なお店ではなくなったんです。

当然、その本店も求心力を失っていきました。

 

■で、もう一度考えてみてください。

ブランドとは、
「他社にはない個性があり、
これだけは絶対にお客様を裏切らない、
必ず喜んでもらえるもの」の価値を意味しています。


お客様や取引先にとって「あってもなくてもいい」存在から「なくてはならない」存在になるということなんです。

それを名前や商標、マークからでも
お客様にすぐ思い出してもらえる、
そんな仕組みのことを指すわけです。


ですからブランド=高級品や大メーカーだけのもの
ではないことは、わかっていただけますね。


中小の会社だって、小さなお店だって、
熱烈なファンづくりは絶対に必要なんですから。

 

今回のココロ
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■ブランドは、一部の高級品や大メーカーのことではない。

■ブランドは、一軒の店にも、田舎にも、人でも創り出せる。

■「なくてもいい」存在から「なくてはならない」存在になる。

■これからは、人の情緒に訴えるという視点が必要になる。━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

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