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WORKS
DOCUMENT

#02
ホリデーピクニック
キャンプサイトに招待されたような飲食店。
お店を出したいアウトドア好きな方、こんな店いかがです?



完了したプロジェクトの実践報告です。何をどのように創造したのか、エピソードを添えて紹介します。



#04
旧工場を再生利用し、理念ある店にするために何をしたか。


#03
ブランディングと共に、ローコストで目指したカジュアルな手打ちそば店。


#02
素人がいきなり飲食店を経営!無謀な計画に対して提案したのは?


#01
何度も訪れたくなる、環境と共存する観光牧場のために設定したこと。



全くの素人が経営?!

ビルオーナーから紹介を受けたときは、少々驚きました。
小さなテナント店舗の経営者とは、主婦で全くの素人。
店のテーマも考えてないし、手作りのメニューシートを見ても、どこにでもある喫茶店と同じもの。
しかも若い娘さんと主婦友だちでやっていく、なんて言ってる。
(おいおい、大丈夫かよ…)
どういうコンセプトで…なんて聞いても、
「え?明るくにぎやかなお店になればいいなぁって…それだけです」
(それで繁盛すりゃ苦労しないって!)

お店をやることは決定してしまっている。
ならば根本からサポートする必要がありました。
ただ印象に残ったのは、その天真爛漫な明るいキャラクターと、自分で考えてきたお店の名前でした。
「ホリデーピクニック。お休みにピクニックに行ったようなお店にしたいなぁって思ったんです」
うん、こりゃいけるかも。ひとつのコンセプトが浮かびました。
そこで提案したのは、キャンプをテーマにしたお店。
キャンプに来たようなワイルドな料理は、そのムードに浸ることで、料理やサービスが未熟であっても、ある程度の許容範囲が生まれるのではと考えたのです。



ソフトもハードもキャンプテーマにこだわった。

マニュアルではない素朴な心からのもてなしができれば、キャンプ好きの人たちに、街中のサイトとして親しんでもらうことができるのでは?
そんな実験と実践がスタートしました。
客単価を考慮し、カフェとしてよりランチを中心とした飲食店。
それもテイクアウト(ランチボックス)も可能なアイテムの充実。
店内だけでなく、タープの下にいるようなオープンデッキ席の追加。
こだわり層も興味を抱く、ビンテージキャンプ用品や流木アートを配し、デッキ回りには提灯の代わりに、ランタンを照明に加工して設置。
あえて粗野なテーブルにギンガムチェックのクロス。
ロゴタイプは名門コールマン社風に仕上げ、キャンプ好きが通りかかれば、必ず「オッ?」と気づく仕掛けです。
そう、思いっきりキャンプテーマの店舗に仕上げました。





この度の依頼では、明確な方向づけと共に、いかに短期間にオペレーションが完了できるかがポイントでした。
アウトドア料理とは、その名の通り屋外でも作れる料理です。
メニュー開発における研究や難易度の高い作業なしで、ラインナップを完成させることができます。
ワイルドな単品メニューを組み合わせることで、セットメニューも完成し、ホイル焼きやパエリア、焼きおにぎりなども登場しました。
素人主婦がバザーの炊き出しのように、笑顔で頑張りました。

キャンプサイトのように楽しむ輪が拡大。

そしてオープン2ヶ月後、信じられないことが起きました。
地元情報誌に取り上げられ、主婦の口コミからファミリー客が増え、女子高生にはソフトクリームがヒット、男性客はお昼のテイクアウトという調子です。
キャンプ好きというより、気さくな雰囲気と明るい主婦オーナーのキャラクターが、ファンをつくっていったのです。
席が混めば、知らない同士もどんどん合い席させ、お礼に1品サービス。
常連客は、自分のつくった料理を持ってきて居合わせた客にふるまう。
席に着けない人は、立ったまま楽しんでいる。
笑いの絶えない、まさにキャンプサイトそのものの風景になって、また誰からも文句の出ない不思議なお店になりました。




誰でも最初は素人です。そんな言葉が実感できるほどの主婦オーナーの変貌ぶりでした。
現在、残念ながらホリデーピクニックはありません。
盛況店にもかかわらず、家庭内のある不幸な出来事により、惜しまれながら閉店してしまったのです。
しかし成功事例としてのノウハウは、私たちのもとにあります。
キャンプファンの、こんなお店をやってみたい方いませんか。
ディーシー・ラボが楽しくサポートしますがいかがでしょう?
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