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IDLE TALK
私的ココロ







ディーシー・ラボの代表、奥本が、モノやコトそしてドーラクについて、その時々の興味を気ままに綴ったアイドルトーク(無駄話)。仕事も遊びも楽しむ方々との小休憩ページです。
また時折登場する趣味のコラム「道楽迷路」は、その道の趣味、興味のない方にはさっぱり意味不明、本当に時間の無駄となります。


過去の私的ココロ

お暇な方、もの好きな方ヘ贈る、愛と追憶のバックナンバー。





Vol.014
やるときゃとことん

文=奥本健二
写真=不明




見よ!私の艶姿。テーマは黒人女性アーティスト。


春は花見、冬は忘年会にクリスマスパーティーと、飲んでドンチャン騒ぎが大好きって人は、この時季になると俄然元気になってくる。
普段の仕事もそれくらいの熱意でやれよって感じなのだが、それはそれ同じテンションにはなりようもない。
祭りやこうした宴会ごとは非日常の弾ける場。
要するにハレの日みたいなもんだ。
結局日常生活は、どこにいてもしがらみと友人同僚家族との関係、そして他人との秩序の中で生活している。
そこから抜け出して、ちょっとした非日常を味わうことが、ストレス発散になったりするのだ。

よ〜し、今度はハチャメチャやってみようよ。
なんて声も自然とあがってきたりする。
私の回りにも、こんな仕掛けになると、すごいリーダーシップとパワーを発揮する人間がいる。
ていうか、けっこう似たようなノリをもっているヤツが多いのだ。

数年前まで、そんな仲間と盛り上がって、仮装、パフォーマンス、何でもアリのパーティーをやっていた。
タイトルは、「年忘れうず巻きパーティー」。


パーティーキャラ「うず巻きガールズ」のド迫力メイク。こわ〜。


これが伝説と化したうず巻きガールズ。人格も変貌を遂げていた。

こんなバカやってる連中も、普段は物静かな知的な人だったりする。
渦巻きガールズの某ライター女史は、こうつぶやいた。
「そう、これは試練よ。こんなこともやらなきゃ…」
こんなことが自分にもできる!という、行動に移す動機付けだったようだ。

我々のは、変身願望とか趣味のコスプレイヤーとは違うけど、自分が他人になってみる、というのはけっこう刺激的だ。
そう、一瞬だけいろんな年代、性別になってみる。
視点を変え、時には違う自分になってみると、今までの自分にない心理がわかり、さまざまなヒントが得られる。

私が黒人女性アーティスト(どうみても職業おかま)をやったとき、初めてハイヒールを履いた。
これが実につらい。階段は上がりにくいし、和式のトイレに入ったとき、前傾姿勢過ぎて、便器に頭を突っ込みそうになった。
慣れかもしれないが、よくもまあ、こんな難しいものを女性たちは履いてるもんだと感心した。
それ以来、店舗のイスの高さや路面の素材などにも、女性からの視点も意識するようになった。


これも私。バカメイクで配っているのは、手作りの金運お守り“金のウンコ”だ。

ま、そんなウンチクは置いておいて、とにかく宴会は楽しまにゃソン。
やるんだったら、とことんハメを外すのがよろしい。
型にはまったパーティーや、装置に頼るなんて退屈だ。
驚いてもらったり、楽しみのサプライズは、仕掛ける側もワクワクする。
それが招かれた人にも伝わるものだ。
そんなノリは、年齢に関係なく残しておきたいものだと思う。




準備してこなかった人もこの通り。ヤヤ!草薙君なんて格好してんの!(違うか)

しかしたった一時のために、衣装をつくり、小物をつくり、メイクはプロが担当(その人も仲間なのだが)し、オリジナルなプレゼントを用意して…、みんなたいしたパワーなのである。
そしてエンディングでピークに達したテンションは、宴の終了と同時にクールダウンしていく。
仕掛ける側の人間が、ほっとした気持ちと一抹の寂しさも感じるのは、イベント運営なんかと似通っている。
そして運営の努力に、ねぎらいの言葉をかけて帰っていく参加者の気持ちがありがたくて、バカな格好のままジワッときたり…。
とにかく、一時弾けた宴が終われば、疲れ果てヨレヨレになりながらもストレス解消し、それぞれの日常に帰っていくのだ。



二宮金次郎ポーズ。こんなんで外歩くな〜!



2005年12月10日 17時35分

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